『胸郭出口症候群』のお話の続き
こんにちは!
茅ヶ崎なぎさ整骨院、院長の小林です
前回のブログでどんな症状なのか、どんな人がなりやすいのかがわかったと思います。
胸郭出口症候群は姿勢を改善すれば症状が改善します。
今回は胸郭出口症候群の検査や改善するためのストレッチを解説していきます。
今回は胸郭出口症候群の検査や改善するためのストレッチを解説していきます。
胸郭出口症候群の検査方法
①モーレイテスト
鎖骨の上の部分を圧迫します。
圧迫して腕に痺れや痛みが出れば陽性です。
②アドソンテスト
- 姿勢良く座った状態で手首の脈拍を確認します。
- あごを挙げ、頭をしびれ等の症状のある側にできるだけ強く向けます。
- 痛みのない範囲で上を向き、大きく息を吸い込んでから止めます。
この時に脈拍が弱まったり停止した場合、手のしびれや冷感が強まった場合は陽性です。
③アレンテスト
腕の動脈を触りながら肩を挙げ、首を回して脈の状態をみます。
脈が弱まる、もしくは消えると斜角筋症候群が陽性です。
④ライトテスト
腕の動脈を触りながら両手を挙げ、脈の状態をみます。
どちらかの脈が弱まる、もしくは消えると肋鎖症候群・過外転症候群が陽性です。
⑤エデンテスト
両方の動脈を触りながら腕を後ろに伸ばし、脈の状態をみます。
脈が弱まる、もしくは消えると肋鎖症候群が陽性です。
⑥ルーステスト
ライトテストの姿勢で3分間手をグーパーし続けることにより、痺れやダルさをみます。
3分間継続できないと陽性です。
このように自宅でできるテストがいくつか存在します。
症状が出でいて自宅で何個かテストを試して陽性が出た場合はすぐに近くの整体院や病院に行きましょう。
早めの行動が早期回復に1番です(^^)
胸郭出口症候群が改善するストレッチ
いかり肩の場合
いかり肩の人は斜角筋という筋肉が緊張して神経を圧迫します。
なので、斜角筋を緩めるストレッチをお教えしますね(^^)
①症状の出ていない方の手で、症状が出ている
方の首筋(斜角筋)を軽く抑えます。
②症状が出てない方に首を回して上を向きます。
この状態で20秒キープしましょう。
これを2~3回繰り返します。
なで肩の場合
なで肩の人は上部僧帽筋という筋肉の筋力不足で、重力に負けて腕や肩甲骨が下がり、神経を伸ばしていためてしまいます。
なので、上部僧帽筋のトレーニングをしましょう。
①両肩をグーっと挙げます。(5秒キープ)
②挙げた肩を下ろします。
これを10回連続でやりましょう。
胸郭出口症候群のまとめ
出口症候群は病名は同じでもどういう姿勢なのか、どこで圧迫しているのかで対処法が変わります。
自己判断で対処するのは難しいので、症状がある方は早めに整骨院や病院に行きましょう。
本日も最後までご覧頂き、ありがとうございます!
質問やコメントいつでもお待ちしてます。